高級時計を中古で購入するデメリット

購入後の費用がかさむ

中古の高級時計は、購入後に費用がかさみやすいというデメリットがあります。新品の高級時計であれば、購入後すぐに使い始めることができ、故障した際も保証期間内であればメーカーによる保証を受けられることがあります。一方、中古の高級時計では、購入時の条件によってはメーカー保証を受けることができません。メーカー保証が受けられないと、オーバーホール(分解点検修理)やメンテナンスにかかる費用を自分で負担しなければならなくなります。時計を長く使い続けるには、修理や部品交換などのメンテナンスが欠かせません。特に、オーバーホールには多額の費用がかかってしまいます。

高級時計を中古で購入するときは、ランニングコストにも気を配る必要があります。

時計部品の生産が終了している可能性がある

高級時計を中古で購入する際に見落としがちですが、時計部品の生産が終了している可能性があります。先述したように、時計を長く使い続けるには部品交換などが欠かせません。しかし、購入した中古の高級時計が生産終了モデルの場合、時計部品の供給もストップしている可能性があります。部品の供給がストップすると、故障時に部品を入手することが難しくなってしまいます。 「長く使うつもりで高級時計を購入したのに、部品が作られなくなっていたために修理することができなかった」という事態も想定されます。

時計本体の製造終了後、ただちに部品も作られなくなるわけではありませんが、製造終了モデルの中古品を購入する際は部品生産期間にも注意が必要です。

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